埼玉医科大学川越総合医療センター
紹介状を持参し受診。本題に入る前に、大学病院は急性期病院と地域の個人開業医では行わない診断・治療・手術を行う場所なので、紹介状が無い場合は別途¥2000程度の料金が初診時に発生する。
医大で診断
MRI画像診断と、医師による直接見る診断から左側の鼻が狭くなる「鼻中隔湾曲症」との事。花粉症はレーザーである程度緩和する事が可能だが、湾曲している奥までレーザー照射は出来ないので、難しいがレーザーで焼き様子を見ることになる。
埼玉医科大学のレーザーは焼きながら止血するようで、前回のように術後の出血は無し。本当にあっけにとられる程である。麻酔は同じように行いますが。医師より二回行う方が良いとの事で、一度焼いた後、一か月後に両方を再度処置することになる。
処置中は麻酔するので痛みは殆どない。麻酔が切れた後も激痛や出血もなく強く鼻をかまない限り問題はない。医師より毎年焼いている患者もいるとの事で、前回の地元での処置が嘘のようでした。
2010年5月
この年スギ花粉の飛散量が極端に少なく、とても快適でしたが、ヒノキのシーズンまで時々症状は確認できていたので、レーザー処置に疑問があった。医師に確認すると、「鼻中隔湾曲症」があるので、左の鼻が奥まで焼けないとの事。それ以上(健常者は普通に焼ける)改善するには、「鼻中隔湾曲症の手術を行い、同時に「肥厚性鼻炎」に対しての処置を行った方が良いとの事。
肥厚性鼻炎と下甲介粘膜焼灼術
肥厚性鼻炎は度重なる鼻炎で鼻の粘膜が厚く変化し鼻の穴の直径が狭くなることで、良い事は何もない。この処置も同時に行う。
鼻中隔湾曲症の手術予約
予約は基本的には半年以上前になる。キャンセルも殆ど無く仕事を継続しながらの手術は、日程の調整も必要である。
入院日数=10日前後。
1)手術は全身麻酔=日帰り手術も可能だが、開けてみないと解らない事と、手術中出血の多い方がいるそうです(私)部分麻酔は目・耳の感覚は残り、振動なども頭蓋骨に伝わり、気分が悪化し手術が中断するとなど色々他のリスクも伴うようです。全身麻酔は心肺機能低下するので気管挿管行う。術後直ぐには声が出にくいかも。と言うより出なかった。
2)手術内容=鼻の穴から手術を行う。昔のように上唇と上顎から行うことは今は無いとの事。傷は鼻の穴の中だけ。鼻中隔や、その周囲の軟骨?を取り出し大きな鼻中隔は元に戻す。
3)手術のリスク=全身麻酔ですから家族同伴。不測の事態に備えます。手術は2時間程度。術後鼻中隔が薄くなるので左右の鼻の穴が奥で繋がる事や、脳の過重に耐えられず鼻が落ち込む事もあるそうです。
術後タバコより少し太いスポンジが片方に2本と手前はガーゼで止血と、鼻中隔を固定。パッキングと言うらしい。
4)復職=退院の翌日から勤務は可能ではあるが、状況で左右されるので何とも言えません。
ここまでが手術の説明。担当医師により変わると思うので参考程度にしてほしい。ここまでは2011年の出来事で、この記事を新たに確認している2022年現在、ネットで色々調べると医療の進歩で日帰りでも可能な病院も増えているようです。とにかく担当医と相談。
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