撮影日:2007-05-26 撮影場所:山梨県山中湖野鳥の森公園。
とっても可愛らしいリスさん。
リスにも幾つか種類がありますが、北海道に居るのがエゾリス。日本の本土に居るのがニホンリス(ホンドリス)ニホンリスが正式な名前のようです。そして北海道にもエゾシマリスが居ます。更に、神奈川県鎌倉市にはタイワンリスが入り込み、鎌倉の重要文化財をガリガリと。どのようの経緯で入り込んだのでしょうか。人が持ち込んだのならタイワンリスに罪は無いのですが。
森に住み、生き物の生態系の維持にはとても大切な存在で、昆虫やミミズ・小鳥のヒナも捕食する事もあるようですよ。当然大きな動物にも狙われる事も。食物連鎖の一つ。
北海道のシマリスは冬眠しますが時々穴の中で起きて、秋に蓄えた「ドングリ」を食べます。直ぐに寝てしまうので、2-3個位で満腹。秋になると口の中にどんぐりを5個ほど口にいれパンパンになって巣穴に運ぶ。
一方ニホンリスは秋に木の根元などにクルミやクリを埋め冬場掘り返して食べています。クリのイガと格闘しながら食べるようで、しかし時々埋めたところを忘れるので春になるから芽が出で森の再生を手伝う。エゾシマリスもドングリを運び、森の維持に役立っています。
クルミの木は、大変貴重で高額で取引されるそうで。高級な家具や机に加工され、世界中で貴重な財産。森や林をでクルミを見つけたら、周囲の地面を観察。クルミが半分に割れていればリスが居るかもしれませんよ。時々黒くなったクルミに小さな穴が開いている事がありますが、アカネズミがいる証拠。その場所を覚え秋になったら訪れれば、楽しい出会いがあるかも。
リスは健康優良児。日の出と共に行動開始!朝の9時には巣に戻るので、リス探しは早起きしないとね。
ここは管理され、餌付けされているようですね。野鳥を見つけている時偶然出て来ました。
- 全てノートリ、MFで撮影 カメラ:Canon EOS 30D レンズ:EF 70-200mm F2.8 L IS USM
- 森の中を自由に移動。
- ニホンリスは警戒心が強い傾向で、人里で人目に触れる場所で果物などは食べないが、タイワンリスは食べ果樹園を荒らしたりするそうです。
- 耳はこちらの方に向いているので警戒中かな。
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