花粉症

杉花粉症からレーザー治療→鼻中隔湾曲症→下甲介?除去術までの経過を書いています。

スギ花粉に対して過剰に反応を自覚したのが小学生の低学年。冬になると鼻水が止まらず風邪をひいたような症状が見られ、微熱程度が続き下痢・嘔吐は確認できなかった。鼻水も比較的透明でサラサラで、当時スギ花粉症と言う言葉が一般的ではない時代である。その後高校受験をひかえる頃より悪化し、耳鼻科へ通院するとパッチテストからスギ花粉症と診断される。

花粉症は炎症が起こるので微熱が確認されても当然かもしれません。自覚症状の多くは風邪の引き始めに似ている。2005年からは眼の症状も確認できている。

鼻の症状

年末から自覚症状(鼻がムズムズする)が確認され、気象庁からスギ花粉の飛散情報が開始されると鼻水クシャミが酷くなる。連続で10回程度クシャミが、5分間で何度も出るので腹筋や喉が痛くなりますよ。鼻水は水の様に流れ、止る事も無く、薬物を使わないと胃の方へ流れ込み気分が悪くなる。(後鼻漏)そして鼻詰まりから呼吸困難に。食事の時は口で呼吸するために、池の鯉状態(笑い)当然味が解らずとても辛い日々を過ごしています。

私の場合、左の鼻孔が少し狭く、必ず左から詰まる。耳鼻科診察したところ、鼻孔の下の部分(上顎)と鼻中隔が少し湾曲?し、鼻孔を狭くしている事が確認できている。外見は解らないが、内部で直径が違うということです。(鼻中隔湾曲症)お酒を飲んだりすると鼻が詰まることがありますが、必ず左から詰まるので花粉症でも同様に左から鼻が詰まります。

実は大人と子供では脳の大きさから重さも違うので、大人の方が鼻の鼻中隔が歪む傾向があるそうです。この曲がった状況が「 鼻中隔弯曲症 」。病的な湾曲かの問題ですね。

鼻が詰まら無い季節に片方のだけ塞ぎ、呼吸をすると呼吸のし易い方とし難い方の鼻が確認できますが、左右差が大きく、呼吸困難な状況が続くなら耳鼻科受診で手術も選択肢の一つ。鼻孔を一年を通じ観察すると、アレルギー反応のある時期は、赤く腫れています。それ以外の季節は薄いピンク色か白い感じです。一般的に左右どちらかは呼吸を休むそうですが、平均的に左の呼吸が困難でした。

鼻水の事

健康な状態であれば殆ど透明で、鼻炎であっても同様。しかし風邪など何かの感染症では鼻水が黄色く、更に粘度が増加。実は鼻水は一日で1000cc位は出ているそうで、鼻呼吸している時鼻の粘膜が乾かないようにしているとか。その鼻水は「頬骨」(眼の直ぐ下)に約200cc位溜める事が出来るそうです。風邪をひくと、ウイルスと戦いますからその部分に抗体の死骸などが溜まる。そのため殆ど膿と同様な鼻水や黄色い鼻水が出るが、近年風邪をひくと抗生物質が処方され、鼻水も比較的透明。蓄膿症は、この溜まる状態が長く続くことでこの部分に文字通り膿が溜まるので、鼻を強くかんだ時出てくる鼻水は、異臭がする。

「 鼻中隔弯曲症 」のために、鼻水を出すための穴が塞がりやすく、膿が溜まるというわけです。「たかが鼻水」と考えず、一度専門医の受診をお勧めします。

耳の症状

花粉症が耳で確認できるのではなく、鼻水をすすると鼻から空気が入る。空気が体に入るため、繋がっている耳からも入ろうとします。この時、鼓膜が内側に入ろうとするので、鼻すすりは耳には良くないのです。鼻水が出ていないときは空気だけ吸い込むので問題は無いのですが、鼻水が空気の流れを邪魔するからですよ。

別な言い方をすれば、高い山から一気に下りると、鼓膜が内側に入る感覚を覚えると思う。鼓膜より内側の気圧が低いために起こる現象で、「鼻すすり」と同じ状態。

実はこの時期花粉症で、鼻と耳を繋げている耳官にも炎症が起こり、何度も鼻をすすっていると、この管が陰圧から潰れます。当然春先の気圧の変化についていけず耳鳴りも確認できます。私的にはスキーに出かけるので標高1000m付近で必ず耳が痛くなる。こんな事が起こらないように耳官を通じ気圧の調整をおこなっています。耳への薬物療法は耳鼻科で相談するのが良いが、日常的に出来る範囲で言えば、ガムを噛みます。出来るだけ歯ごたえのあるガムがよい。耳官は、顎間接の近くにあるので、顎を動かすことで管の通りが良くなるそうです。そう言えばアクビをすると耳から空気が抜けますよね。スルメも良いかも。(笑い)症状を良くするには、花粉症の炎症を取るしかないようです。

眼の症状

眼がゴロゴロし異物感を覚える。悪化すると結膜炎が進行し粘膜等が剥がれ落ちる?瞳の上には剥がれ落ちたものが固まり前が見難いほどで、眼科医から献体の提出を求められ検査した事もあるが、結果は花粉症からくる結膜炎でした。Drもこれだけ酷い状態は見た事が無かったようです。現在、耳鼻科・眼科の二つの科へ受診している。

花粉症と上手な付き合い方

このようにアレルギーは体に対して様々な炎症を起こし、日常生活にも支障をきたす病で、早めの対策が必要な疾患です。お子さんなら、集中力が欠け学力の低下。気力が無いので通学時交通事故などの可能性も否定できません。夜更かしをせず睡眠時間を沢山取るように心がけます。酷いようなら、夏休みなどを利用して入院治療も、今後の人生において重要かもしれません。


車通勤なら、乗車直後の水分を確保するために「お絞り」など入れておくと良いかも知れません。この時内気循環に。車での移動時間が長いと、花粉症の症状は和らぎますから小さな地球かも。(笑い)

車にはエアコンフィルターが装着されている車種もあるので、定期的な交換も必要。推薦距離は20000kmと言われていますが、車検の時でOKと思います。今回自分で交換してみましたが、比較的簡単な部類でした。お店に頼むと工賃込みで¥5000~。難易度は、自宅の掃除機のフィルター交換とよりは難解な部分も多い。

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