撮影日：2007-10-11 撮影場所：志賀高原
志賀高原で紅葉を見てきました。
志賀高原の定義は曖昧で、一般的にはＲ292号線が走る長野県と群馬県周辺を言うようです。群馬県側から入れば、入り口は群馬県草津温泉。そこから車でグングン登れば、やがて雲の上。ここは日本の国道の最高地点2172ｍを通過。以前は長野県の麦草峠Ｒ299号線だったような。。こちらの方が登りが急で高いイメージもありますし、その場の雰囲気も登ってきた！と思えます。
志賀高原の群馬県側の紅葉は、カエデが少ないのか派手さはありません。熊笹の絨毯の上に真っ赤なナナカマド針葉樹林が点在。ＴＯＰは、この最高地点から「芳ヶ平」のある池を中心に、迫ってくる雲海を入れてみました。
その雲の下は、群馬県の草津温泉街。温泉饅頭が有名。出来立ては「あんこ」が美味しいので、二、三個とお茶を飲みながら帰るのが日課。（笑い）
実はこの渋峠と横手山は標高が高く、北海道の紅葉と同じくらいに始まるほど寒い場所。当然10月でも太陽が隠れたら冬の格好が欲しくな。先日の台風の被害で、山田峠周辺では災害復旧工事をしているので、行楽に行く時は渋滞覚悟かな。
この群馬県側の魅力は「まるで空を飛んでいる」そんな気分にさせてくれる事。
夏の澄み切った青空を見たくなると、ここに来る時があります。群馬県と長野県の県境には「横手山フュッテ」があり、建物の右が長野県。左が群馬県になっている不思議な建物。納税はどちらに。。そして建築物の検査はどちらが？？謎の多い建物。
横手山山頂には日本で一番高いところにあるパン屋さんがあって、そこで焼いていますよ。以前はシベリアンハスキーがいましたが、今もいるのかな。。
話し変わって。
バブル絶頂期の1987年映画「私をスキーに連れてって」公開。横手山・渋峠周辺で映画撮影があったようです。セピア色になった「原田知世」さんと「三上 博」のポスターを見た記憶があったような無かったような。。この時の音楽は「松任谷由実＝ユーミン」が担当？
今回長野県側に入る頃には天候悪化により紅葉は撮れませんでした。実は長野県側も針葉樹と白樺林が多く、赤い紅葉は比較的少ないようで、同じ志賀高原でも、長野県野沢温泉に抜けていく「奥志賀」になると、雰囲気はがらりと変わります。
ＴＯＰの画像周辺は、群馬県草津白根山の影響で、荒々しい感じかな。
今回長野県に入る直前までの風景です。