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ホテイアオイ(布袋葵):ミズアオイ科 ホテイアオイ属

撮影日:2009-08-03 撮影場所:埼玉県

植物 ホテイアオイ

ホテイアオイが咲きました。ウオーターヒヤシンスなどとも言われ、夏の水辺を彩りますが、世界中で嫌われ「世界の侵略的外来種ワースト100 」の一つと言われている。

花は美しいが、水面を覆いつくし、水中に光が届かない。誰かが持ち込めばその湖沼池は死滅。水上移送も困難なほど繁殖。

花が咲くと水中に果実ができ種をばら撒く。兎に角繁殖力が驚異的。水が肥沃なほど繁殖し、日本の野池に魚釣りの餌などが入れば爆発的に増殖。水の浄化作用があり水質改善で使われる事もあるが、夏以降の枯れた後の処分に困り冬場悪臭を放つほどである。

日本の河川や湖沼は護岸工事が行われ、茨城県霞ヶ浦では100%である。周囲全てがコンクリートで囲まれている。日本には水生植物(葦(ヨシ))などの水辺に自生していたが、それらが水質改善に役立っていた。最近では都市部を流れる小川では、故意に蛇行させ、ヨシを植え、水質改善に勤め「ドブ川から、生き物たちが住める河川」へ変わって来ている場所もある。

ホテイアオイは水質改善が出来るが、その後の事があるので日本には馴染めないようですね。

金魚鉢でプカプカ浮かんでいる姿は涼しげで良いのですが。

カメラ:Canon EOS 30D

レンズ:EF 24-70mm F2.8 L USM

レンズ:EF 70-200mm F2.8 L IS USM

レンズ:EF 400mm F2.8 L IS USM

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