BD5A-RS スバルレガシィ タイミングベルト交換一回目

車種:スバルレガシィBD5A-RS

作業日1998/08/06
走行距離[102,125km]

技術と道具が無いのでDラーに任せる。
この時、1回目ヘッドパッキン交換と付随作業になる、純正プラグ→NGKイリウエイ7番に、同時交換。

エンジンオイルの滲み

この時Dラーで「オイルポンプの所からオイルが滲んでいます」との事。以前からクランクの下の方に埃がたくさん付いて気になっていましたが、OILポンプとは想像出来ませんでした。写真は修理後約6万km走行後のもので、早くもニジミが確認できます。これ位なら普通かな?ポンプはシール剤流してOK。ついでにウォーターポンプの方も交換する。「外したポンプ&タイミングベルトは危険を感じない程度」との事で次回に生かしたいと思います。

他のベルト類(ACやオルタ等)の交換は、ほぼ車検ごとに交換しているので4万km位は殆ど調整もしないで使っています。

この時ヘッドからのオイル漏れも酷くパッキン交換も。
これは元気に走行した時、エキパイの遮熱板にオイルが垂れ(普通溜まっている)、もの凄い煙がボンネットの隙間から出てきます。まるで「かちかち山」!でした。

NGKイリ7プラグを同時に交換

NGKイリウェイ7

プラグ交換も同時に行う事で工賃を安くし、入庫時間を短くするコツです。 耐久性考え純正か迷が、夏場の熱ダレ?の事を考えてNGKイリウエイ7番装着を使う。写真は約5万km走行後の写真です。
昔原付バイクで夏に一番熱価を上げた所、高回転まで綺麗に回った事を思い出しました。詳細は「自己満足第一部」で!

タイベルはなぜきれる?

タイミングベルト交換一回目

「寿命だから?」それも正解!他にも切れ易くする原因。

1)乗り方
高速走行中、回転数を合わせずシフトDownやシフトUp、急激な加速&減速これをやるとベルトに負担が掛かり切れ易くなりますが、一般的な使い方なら10万km使う事を前提にしているので簡単に切れる事は無い様です。サーキット等に準ずる走り方は更に早く切れる可能性も有るようです。

ベルトが切れる事もあれば加速&減速の繰り返しで、ベルトのコマが飛んでしまう事もあり丁度歯車同士噛み合っているのに滑って山を舐めてしまう状態。

2)EGオイルを交換しない・交換サイクルが長い事。
指定されたEGオイルを指定距離以上使うと、EG内に汚れが溜まり(スラッジ等)それらがEG内の部品、特にカムシャフトに付着すると動きが鈍くなります。カムシャフトは直接タイミングベルトに繋がっているので負担が掛かり最後は破断。特に最近はチェーンではなくベルトを使っている車種が多く要注意。EGオイルを交換しないオーナーが多く、結果的にタイミングベルトの破断がクローズUPされる様になりました。

追記2005/06/01

指定された距離とは、取扱説明書では通常NAなら1万km程度ターボ車なら5000km程度と思われます。車好きの人から見れば「少し又は長すぎる」と考えるのが普通。しかし自動車メーカーが指定する走行距離はローエミッションの関係から長くなる傾向があります。

しかし、整備している現場の人たちの話では、今も昔も3000km程度での交換が無難といわれています。自動車メーカーが指定するオイルを3000kmで交換する事で、通常の乗り方ならEGにダメージを及ぼす事は限りなく0%に近いと言う事で、現場の意見と意見が分かれる事があります。取り扱い説明書の距離は最大でこれ以上の距離を走行した時、壊れる可能性は限りなく100%に近づくと判断しても良いと思う。私はNA・Turbo共に5000kmで交換しています。

水平対向エンジンヘッドカバーからのオイル滲み

なぜ金属で出来たチェーンではなくゴム製のベルトなの?
一般的には静粛性・軽量化・抵抗の軽減等が目的。突然の破断を予防するには、私たち素人が出来る最高のメンテナンス「液体類の管理」を行う事。これはどんな車にも共通している事で、もし宜しければ、職場の車等オイル交換の時間が長そうな車のフィラーキャップ外して私の写真と比べてください。話している事が解ると思います。 その他要因として、ウオーターポンプからの冷却水漏れをあげる事が出来ます。

右上の画像は交換後5万キロ走行後のヘッド上側。
ブローバイガスか何かが上に出てきている様ですが、何かのついでに改善しないと(_)漏れている場所はたぶんオイルフィラーの根元かな?これだけ漏れているとシリンダーヘッド伝わって、プラグの所まで汚れプラグ交換の時、プラグの穴が目視出来ず、ゴミが中に入りそうです。

エンジンオイル交換の重要性

10万km超えてエンジン内の汚れ

フィラーキャップ下部からのオイル漏れ2001/05/05ここのオーリング交換。値段は¥100。自分で交換、安く上がりました。左の写真は上の写真の左側(バッテリー側)からの撮影です。交換方法は10mmのボルト2個を外す前にブレーキクリーナーで洗浄。部品を外す時にゴミが入らない様にする為で、洗浄後はボルトを外して上に引っ張るだけで取る事が出来ます。

外すと液体パッキン?を使っていました。
左の画像からその欠片がEG内に入リ、赤く見えるのがそれで最終的には取りました。外したオーリングと新しいのを比べると、外した方は硬く弾力が無く、これで漏れが止まればラッキーですが。。この時162,203km走行。写真からEG内の汚れを想像する事が出来ます。これだけ綺麗なら問題は無いでしょ!

上の写真からはカムシャフト等EGヘッド内部のパーツを見る事が出来ませんが、別角度から確認したところ、この写真の様に「オイル焼け・スラッジ」等は全くありません。車関係の量販店のEGオイルが置いてあるコーナーにはEGのカットモデルを見る事が出来る。オイル交換の頻度が少ないと黄色く焼けたようになっていたり、真っ黒なスラッジや、未燃焼の残留物など様々なものが体積して汚れている部分と、洗浄剤の効果を比較したり定期的なEGオイルの交換で奇麗な状態を保っているサンプルを見た事があると思いますがその事。

仮に黄色く焼けていたりするとと、一度焼けた色は何度もオイル交換しても撮る事は不可能。最近良く見るフラッシンを使うとどれ位奇麗になるかは、試した事が無いので私は解りません。汚れてから奇麗にするより汚れないような努力をする方が、EG性能を維持する事に繋がり結果的には環境に優しい状況を保つ事ができます。

EGオイルを5000前km後に交換していたので、汚れが付着する事も無く、こだけ綺麗ならタイミングベルト等の負担も少ないと考える事ができますし、なんといっても奇麗なEG内部は摩擦により奇麗に磨かれているので、健康的に見えますね。当然自動車整備工場に持ち込んだ時には整備士からも太鼓判を押されますし、EGの扱い方(メインテナンス)が正確に行われているので、違った意味での疑われ方はしませんよ。

こちらの写真は運転席側のヘッドで普通「ニジミ」になると思います。 こちらはブローバイが上がる部分を外す事は、ヘッドカバーパッキンを交換する時意外では外す事が出来ません。ボルトが緩んでも、この部分にはAC?オイル?のデリバリーパイプが通過し、本体を外す事が出来ずヘッドカバーからのオイル漏れが確認できた時など、序に交換する事をお勧めします。

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