レンサ
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APEX TypeV 秋から春に。温度差を経験して。

交換日時[2006/05/01]
走行距離[259,627km]
更新日時[2007/07/31]

疲労

2006-05-01
F=21:R=11で走行。

気温も上がり始めたことで、夏タイヤBS/RE-01 205/55-16に交換。
タイヤの山は2-3部山で、ショック交換後の無茶苦茶なアライメント状態での走行で偏磨耗している。以降の書き込みはこのタイヤの状態での話し。タイヤの空気圧は、前後4本2.0-2.2kg/cm2に設定。空気は窒素など使わず、いつものGSで測定し普通の空気を充填している。

APEX TypeVに交換したのが、2005-08-22真夏の暑い頃。季節は変わり当然気温が下がる傾向になるが、この気温が今回混乱させた一番のポイントだと感じている。

交換した当初は、減衰力の設定を前後7段戻しで走行するが、タイヤの空気圧を温間時2.3kgになるように設定していたが、このタイヤの空気圧と長期間横にして保管したAPEX TypeVのオイルとガスの分離?などが走行しても上手く行かず、更に初めての車高調と言う事で私が混乱していた事も事実。

F=06:R=06で走行。

この設定では内臓が揺れるほど大きな衝撃も無ければ普通より明らかに硬い乗り心地と言う感じ。「走り味と乗り味」は別項で。今まで悩んでいた乗り心地は、外気温で左右されるようである。

具体的には、気温が15度前後を境に乗り心地の変化を感じるようになる。
暖かい日は当然ショックの動きが良くなるので、硬さのフィーリングに変化を生じる。そこで前後APEX TypeVの推薦値である、最強にした状態から一周弱い方向に回す=6段戻し程度に設定し、温度との関係を模索する事にした。

気温15度前後で変化するが、これより下がる(具体的には10度以下)と最悪な乗り心地になる。
2006-04月は、暖かい日が多かったが、夜間の冷え込みもそれなりにあり、昼間の乗り心地と日没後の乗り心地に変化が生じた事に気が付く。減衰力も日中快適な前後7段や6段戻しでも、日没後は全く通用しない。

外気温に左右される事を深く考えるために、減衰力の設定を日中(気温18-20度前後)丁度良いと感じた6段戻しで暫く観察すると、外気温の影響を感じた。この位の気温だと、朝の気温が低い状態では、冬場の乗り味と同じで、暫く走行しショックの暖機?が終わらないと、兎に角硬い。気温も20度を超えると硬さの荒さが取れ、ショックの上下動が解る。更に42006-04月下旬頃より25度(夏日)の日があると、本当に良い感じになる。APEX TypeVに使われている、オイルの性質だとするとOH時にこの事を伝える事が重要と感じる。私は年間を通じ使い、このショックのままで雪道(マイナス10度以下の世界)を走行する事も多いためである。

これだけ外気温に左右されると、タイヤの空気圧も当然の様に変化するが、気温とショックの減衰力。そして気温とタイヤの空気圧の上下で乗り味・走り味が変わるので窒素の導入も検討している。純正タイヤは205/50-16.これを205/55-16に交換しているが、現在BS:RE-01:205/55-16である。次のタイヤに交換する事で、再度迷走状態になる可能性も否定できない。昨今16インチタイヤの新品よりも17インチタイヤの新古品の方が求めやすくなっているので、今後215/45-17インチを検討している。 

このショックに交換してから、2005-05-01現在で約8ヶ月使用してきた。
気温の上下の激しい季節を体感する事で何とか理解できるようになって来たが、もう少し早く気が付いても良かった。(ふん転菓子の性能の問題)反省しています。


以降2006-05-27追記

良く動く脚を体感。

F=23:R=23 で走行。

実は、2006-03月頃、減衰力の設定に悩み、思い切り戻す事でタイヤの上下動が理解できるようになった。恐らく外気温も関係して理解しやすくなったのだと思う。この時この値で高速を走行すると、加速車線を60km程度で走行している時は、路面が綺麗な事もあり物凄く快適。しかし時速80kmを超えた頃から車全体が上下に揺れだす。そのまま法定速度の100kmまで加速すると、遊園地のアトラクションに似た上下動を感じる。安全確保のため110kmまで速度を上げると今度は後輪が路面から離れるのでは?と思うほど激しい上下動に変化。ハイドロのサスで車が跳ねるのがあるが、それに類似したイメージ。これ以上は大変危険であり、速度を落とし左の車線を走行していた。

減衰力の設定=楽しいと感じる人もいると思う。
しかしそこには危険と言う事が隣り合わせているので、改めて認識した次第である。減衰力が弱まる事でタイヤが駆動され、そのトルクで起こる上下動と振動から来る上下動を脚と言われるショックアブソーバーで減衰している事を感じた瞬間であった。

2006-05-05
F=07:R=07で走行。

タイヤの空気圧は、温感時2.2kg/cmに設定。
この設定では、純正では殆ど感じる事が無い路面の継ぎ目などでもトン!ダン!などとタイヤの上下動が感じらる。この時のタイヤの上下の動きを観察すると、減衰力が強いために、上手く吸収しない?イメージがある。タイヤの空気圧を温感時2.0−21kg/cm前後に調整すると当然の様に衝撃は和らぐが、スタート時に後輪が沈み込むようなそんなイメージをがある。タイヤの空気圧をある程度低くすると、タイヤの中央よりサイドが減る傾向になる。APEXtypeVに変更してから、減衰力の設定に手を焼き、乗り味など考慮した事で、空気圧の関係からサイドが減る傾向になっていた。

空気圧から来るタイヤの磨耗と減衰力の設定。
減衰力が外気温で変化する事が理解できたので、最初から改めて基準を作る。
BD5A-RSの純正空気圧が2.3kg/cm。タイヤの個性も考慮し、今後新しいタイヤを履く事を考慮し綺麗に磨耗させるためにも2.2kg/cm程度は充填したいので、一度走行時2.2kg/cmに合わせ、それに応じた減衰力の設定を行う事にした。

2006-06-14
F=18:R=18で走行。
外気温=天気予報の最高気温と考え、6月に入ると最低気温が日中18度以下になる事も皆無であり殆どが22度程度が最低気温。日中30度程度まで上がる事もあり、低い温度での体感は殆ど感じなくなる。実際25度程度から、今回の減衰力で市街地・首都高速・郊外のBP・高速道路を走行すると、ハンドリングはロールが多く、車高調を入れた感覚は少ないが、気温も手伝い、少し早くハンドルを切った時などでも十分にロールするので、脚の動きが良く解る。実際問題として、脚を硬くすると脚の動きがわからなくなってくるが、ここまで減衰力を弱めると曲がっている時、後輪が伸びている感覚が伝わってくるので、個人的には好みであるが、絶対的なロール速度が若干速い気がする。

しかし、直線を走行している時の路面からの突き上げ感や、振動などこれより更に弱める位が丁度よくなる。タイヤはBS RE01 205/55-19ZR規格の1部山の話である。助手席に車の事が解らない人が同乗すると、F=21:R=21程度まで落とす事で、車高調を殆ど意識せず乗車する事が出来る。

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