交換日時[2000/03/03]
走行距離[137,081km]
更新日時[2007/07/15]
リンクのブッシュからオイルが漏れている?デーラーで確認すると、そこには「オイルは入っていない」と言所と「入っている」と言う所も。
なんだか良く解からん!!意外と知らないようで、発注する時、分るようです。その匂いをかぐとEGオイル・ギヤーオイル・CRCとは違匂いでしたが、オイル漏れが有ると言う事は、ブッシュの寿命。定期交換時期なので、ついでに軽量と思われるインプレッサのアルミと交換。
インプのブッシュを購入しても左右で¥10000位は出て行きますし、そのブッシュを取り付けるのには、劣化したブッシュを外したり取り付けたりするためにプレスが必要。
ブッシュの脱着には幾つかの種類があり、簡単に取れるものと工具を使い取るものがある。その中でも代表的なのがプレス。プレスは文字通り上から圧力を掛けるので、身近な工具ではない。圧力を掛け抜き、圧力を掛け挿入する。足回りの大きなブッシュは比較的プレスを使う頻度は多くなるので、事前にブッシュが取り付けてある事で、工賃と時間を節約できる。そこで中古のアルミ・トランスバーリンクに決定。
2007-07-15追記
世間では、パーツ単体として考えた時、鉄との重量比を考えているが、私的には違う視点で採用されていると思う。
バネ下の軽量化を行う事で、ショックの耐久性・走り味・乗り味など全ての運動に有効になる、恐らく全体の軽さではなく、イナーシャーの事だと考えることが出来る。イナーシャーとは、タイヤなどを例に動的なものを考えると、同じ重さ・同じ直径のタイヤを用意し、片方のタイヤの外周に10kgのウエートを取り付け、もう一つには、内周に同じウエートを取り付ける。
この状態は、二つの重量は同じ(静的な加重)。これを同じ速度で回転させると、外周にウエートを取り付けたほうが、内周よりも重く感じますよね。静的な加重だけではなく動的な加重=スタッティックどダイナミックの違い。
トランスバーリンクは、数箇所を固定され、上下に弧を描く。延長上の先端が鉄よりも軽ければ、動きが軽くなると言うこと。全体の重さは鉄と比べてもそれほど変化は無いが、動的な加重を考えた時その違いが出るのだと思う。野球のバットのグリップ側と、トップ側を持ち替えてスイングすれば良く分る。これも同じ重さ。
実は、フライフォイールも同様で、外周を削る事でバランスを取っている。外周の方を軽くする事と、外周を削る事で比較的削る量が少ない=強度が落ち難い。
実はアルミは電気の塊と言われるほどで、アルミになるまでの過程は原料のポーキサイド→アルミナ→アルミニューム。その間大量の電気を消費し身近なアルミニュームに。
完成したアルミニュームは原料に戻すことが容易。(鉄と比べ)
2007-07-15現在、地球環境の破壊から、車に使われる部品には再生部品や再生可能部品。そして再生した時エネルギーを可能な限り使わない資源が求められている。様々な事を考えていかないと、地球の事もあるが、車を製造した会社は作った車を最後まで責任を持ち回収する義務が課される時代になりつつある。世界各国で作られる車は、世界中で利用(再生・再利用)出来る資源を使うことが求められるとおもう。
使ったフィーリングは?
現在スタッドレスタイヤの為かな?夏タイヤならもっと違いが解ったかも。ちなみにリンクはピロボール?それと恥ずかしながらアライメントを取りませんでしたが、以前から少し左へ流れていたのが、ぴたっと止まりました。ハンドル離して真直ぐ走ります。
交換はなじみのGSでリフト借りて2時間もかかり、一人で交換。ハブとの接合部分が中々取れず大変苦労しましたが、初めてのシャーシ関係の作業がとても楽しめました。この作業を自分で出来れば、ドライブシャフトブーツ交換が出来る。グリスで大変ですが。
伝える事が求められる情報は、走行中の路面の状況などが上げられる。今現在どんな路面に乗っているのか、走っているのかが分かる事は安全上とても重要な事でもある。この情報は振動であるから、ブッシュが柔らかいとすれ ば、伝える情報は少なくなるし、質も柔らかい情報としてドライバーに伝える事になる。反対に硬いブッシュであれば、路面からの様々な情報を的確に伝えるが 情報の質がリアル過ぎると、長距離の運転では振動=音と言う形で現れ疲労の度合いが強くなる。
純正はこの辺りの事や、安全性・耐久性も加味しており、全てのブッシュをピロボール化していない。
このように様々な衝撃である衝撃を、的確にドライバーに情報として提供するのがブッシュと考える事が出来るのではないだろうか。