レンサ
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エンジン関係 自己満足第一部:出力

馬力測定 BD5A-RS BGも同じ EG型式EJ20

測定日[2001/07/07]
走行距離[166,178km]
更新日[2001/7/7]更新

10万マイル超えての測定でしたが、意外と有ったので自分的には満足。
今までの方向性とこれからの方向性が一瞬見えた気がした。

10万マイルとは?1マイル=約1.6kmなので、10万マイル=16万kmと考える。車は大陸で生まれ大陸を移動する手段。大陸的な使い方なら10万マイルは普通と聞く。kmに直せば、16万km。車の寿命を考えるとこれが一つの山と思える。

少し距離は違うがその時のEGコンディションはこちら。


場所はSuperAUTOBACS東雲。カタログ値。

  1. 馬力=250ps[6500rpm]
  2. トルク=31.5kg/m 5000rpm

下記測定値をカタログ力値で計算すると、
馬力=231ps[6190rpm]。
231ps/250ps=92.4%

トルク=28.3kg/m[5590rpm]
28.3kg/31.5kg=89.8%
以上の結果から今まで行って来た「定期交換部品」ついでの「自己満足」は達成出来ていると思いました。

PowerCheck測定中正直な話、この時のすぺっくは、

  1. レゾネ(インテークチャンバー)の小加工。
  2. K&N純正エアクリ、11万km以上使い、前回のメンテナンス後ほぼ12,000km使用。
  3. アーシング。DIの頭4箇所。
  4. アーシングの結果からイリ8。
  5. EGオイルMobile1RP 5w-40SH ほぼ6000km使用。
  6. 藤壺レガリスR Ev五月蝿い方。
  7. その他初年度登録から7年4ヶ月&過走行。

と言うだけで、当然ECU完全ノーマルなので180kmで測定中止。。です。
実は他にも合計で9名?程レガシィ&インプ&ツアラーVもいましたが、驚いたのがある方のBF!280頭以上!確かカタログは220頭位ですから凄い事になっています。


水平対向スバルE20Jエンジン・シーケンシャルツインターボBD5A-RSのトルクの谷間

PowerCheck右が測定結果のグラフ。左の黄色い数字とカーブがトルク。右の白いのが馬力のカーブ。馬力の数字はkW表示になるので参考までにしてください。下の黒い数字は回転数。測定方法はギヤ比が直結になる4速で計測するので黄色いグラフの最初の方に山がいくつか有りますが、1速から4速まである程度速度を上げる為の物です。

結果から考察し、グラフにすると良く解かります。「谷」が。。
ここから色々と見えてきました。個人的にはセカンダリーターボ(以降SeT)が動き出すと、プライマリー(以降PrT)で加速していた以上の加速を覚えますが、PrTだけでも殆ど最高のトルクが出ています。

SeTが動き出す事で、高速域のトルク不足を補う事の様ですね?だからシーケンシャル!だよ?多分SeTのブーストが上がらないので、この様になった可能性があります。早い話シングルターボと変化が無い可能性が非常に高いと言うこと。高速域の不足分だけセカンダリーターボがトルクを補っているというのが現状のようです。(純正ですからね)

PrTは2500rpmで約20kg/mを出しているので、2000ccNA車がほぼ全開にした時と同じ力が出ていますが、それ以降はグイグイと山が大きく変化し「谷」まで一直線!この時が2000ccNAと同じトルクしか出ていません。。

インプ等のシングルターボがどの様な曲線になるのか解かりませんが、2500rpmで同じ様なトルクが出ているようなら、変な気分です。ただここから見える事は「数字」だけ、人間の感性にどの様に答えるか!が作る側の考えで、とても大変なことだと思います。

最後に、このグラフからでは見難いのですが、トルクのグラフが小刻みに震えながら上昇しています。

これは勝手な想像ですが、ブースト圧をコントロールする、純正のソレドノイドバルブの品質による物だとすると、これを社外品に交換する事(ブーストコントローラー)で、もう少し安定したブーストのコントロールが可能になると考えています。0.9kg/cm2で、250頭出るかな?今回EG出力が90%確保できたのも、マフラー等の交換も有りますが、インクラ周辺の配管類等、Power&Economyに関係する所すなわち基本的な所がメンテナンスされ「液体類の管理」特にEGオイルの管理がウエイトを占めていると感じました。

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